[臨床工学技士]就職(転職)試験の小論文対策について

ジャック
おはようございます。臨床工学技士のジャック(@jack_toarume)です。

今回のテーマは「就職(転職)試験の小論文対策について」です。

「選考方法に小論文があるのだけど…作文とは何が違うの?」
「小論文なんて久しく書いてないよ! どうすればいいんだ!」
そんな疑問や悩みを抱えている人に向けて書いてみました。

実際に僕が転職活動をする上で行った対策や、小論文を書いて感じたことをまとめてみました。
この記事が就職・転職をひかえている方の参考になったら嬉しいです。

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2019年9月15日

 

小論文の対策 5つのポイント

ポイント1:作文と小論文は違う

作文は「体験」や「感想」を書いた文章です。
小論文は「意見」と「理由」を書いた文章です。
(問題点と解決策を書いた文章ともいえます)

実際に「総合病院における臨床工学技士の役割」をお題に作文と小論文を書いてみたので、読んでみて下さい。

 

作文の例

私は市立とある総合病院に実習にいきました。総合病院で働く臨床工学技士は血液透析や心臓カテーテル検査、内視鏡業務など多くの業務に携わっていました。この実習を通して総合病院における臨床工学技士の役割は、多くの業務に関わることだと思いました。私は多くの業務を習得し病院に貢献できる技士になろうと決意しました。

ジャック
「〜と思いました」や「〜と決意しました」は、個人の感想になるので、小論文には適さない表現になります。ついつい書きがちなので気をつけましょうね。

 

小論文の例

総合病院は地域社会から多くの役割が求められている。その一つに急性期医療があげられる。総合病院において臨床工学技士が24時間体制で業務に従事することで、急性期医療の質の向上、安全性の向上に繋がると考えられる。なぜなら、集中治療室ではPCPSやIABPなどの補助循環装置や、CHDFやPMXなどで使用する特殊血液浄化装置などの特殊な装置が稼働しており、医療機器に精通した臨床工学技士が介入することで、医療の質の向上、安全性の向上に繋がるからだ。

ジャック
総合病院に求められているもの。それに対して臨床工学技士ができること。それによって何がもたらされるのか。を論理的に文章化できると良い小論文になると思います。

 

「作文」と「小論文」の違いを理解しておくだけでも、採用担当者の目にとまる小論文を仕上げられるはずです。

 

ポイント2:原稿用紙の使い方

作文は、「一行目に題名、二行目の下に名前、三行目から本文」で書き始めますが…
小論文は、いきなり本文から書き始めます。
題名と名前が原稿用紙の欄外にあるからです。

他にも

  • 段落がはじまるときは、行頭を一文字下げる
  • 句読点(、 。)や括弧(「」)などの記号は一文字扱い
  • 句読点(、 。)は行頭に置かず、直前の行末に押し込む
  • 「!」や「?」は小論文では使わない
  • 縦書きの場合は基本的に漢数字、横書きなら数字

 

などのルールを守ることで、書きやすく、読みやすい小論文になります。

 

ポイント3:起承転結で書かなくてもいい

小論文は「起承転結」で書く。これは小論文対策のサイトにも書いてあったりしますが…
この「転」は必ずしも必要ありません。

「転」は、その前の「起」と「承」の流れをひっくり返してしまいます。
小論文に必要なのは、あくまで「意見」と「理由」です。

「私は〜と考える」「なぜなら〜だからだ」といった論理的な文を書くこと重要であり、自分の意見をひっくり返す必要はありません。

 

ジャック
そもそも「起承転結」は漢詩の作り方らしいです。「転」があると「その先の展開が気になる」のですが、小論文にドキドキは必要ないですよね。

 

ポイント4:文末を統一する

文末は「だ・である」で統一します。
この「だ・である」という文末表現のことを常体といいます。
小論文は原則、常体をつかいます。

「です・ます」という文末表現もあります。
この「です・ます」という文末表現のことを敬体といいます。
作文では敬体をつかいます。

「だ・である」と「です・ます」が混在することは避けましょう。

 

ジャック
社会人でも「だ・である」と「です・ます」が混在している文書を作成している人が多いです。これを機に文末表現を見直してみるのもお勧めです。

 

ポイント5:誤字・脱字をなくす

小論文を書き終えたら、誤字・脱字がないかを確認しましょう。
見直すときは、声を出さずに口を動かしながら読み返したり、ペンで字の上をなぞりながら読み返すことで誤字・脱字をみつけやすいです。

誤字・脱字が原因で不採用になることはないと思いますが、誤字・脱字がないことに越したことはありません。

 

小論文の対策 これだけは持っていこう

小論文を書く上で絶対に外せないものお伝えします。

1.筆記用具

筆記用具は、必ず使い慣れたものを持っていきましょう。
最低限以下のものを用意しましょう。

  • 筆箱
  • シャープペンシル
  • 替芯
  • 鉛筆
  • 消しゴム。

 

補足 鉛筆を持っていく理由
シャープペンシルの使用が禁止の場合や、芯が詰まって壊れてしまう場合など、鉛筆を用意しておくことで万が一のときでも対応できます。

ジャック
僕は新調した多機能シャープペンを使ったのですが….意図しないタイミングで芯が引っ込んでしまって試験中に焦ってしまいました。使い慣れたものを本番でも使う。これが意外と大切かもしれません。

 

2.腕時計

試験会場に時計がない場合があります。
また、時計があったとしても自分の位置から見えない場合もあります。

腕時計はビジネスシーンにあったシンプルで清潔感のあるものを選びましょう。
デジタル表示のものよりはアナログ式の時計がスーツに合って見栄えも良くなります。

時計によってはアラーム機能があるものもありますが、試験中に音が鳴らないように設定をオフにしておくことを忘れないように気をつけましょう。

「時計を持参しなかったがために、試験中に時間を把握できなかった!」
は小論文を書くうえで致命的なミスを引き起こします。
安価なものでも構わないので、腕時計は必ず用意しましょう。

 

ジャック
僕が実際に小論文を書いた試験会場には時計がありませんでした。もし腕時計を忘れていたら…と思うとゾッとします。

 

小論文の対策で僕が読んだ本

参考までに僕が小論文の対策で読んだ本を紹介します。


 

この本は大学入試の小論対策用なので、必ずしも就職試験での小論文対策に活用できるわけではありませんが…

  • 小論文とは何か
  • 小論文の書き方

 

など小論文の基本的なことが、分かりやすく簡潔に書いてあるので非常に読みやすいです。

 

ジャック
小論文を書いたことがない。いったいどうすればいいんだ! そんな人にお勧めの最初の1冊です。

 

実際に試験で小論文を書いて感じたこと

ジャック
実際に採用試験で小論文を書いた経験談を書くので、参考にしてみてください。

僕は転職を目的とした採用試験で、小論文を書きました。
制限時間は40分。400文字の原稿用紙2枚とメモ用の紙が1枚渡されました。
テーマはたしか「総合病院における臨床工学技士の役割」
そんな感じの内容でした。

 

制限時間40分はあっという間だった

テーマとしては比較的簡単な内容でした。
なぜなら、僕は今現在、総合病院で働いているからです。
実際に働きながら経験したこと、それらがどうのように現場で活かされてきたのか。
総合病院に求められていることに対して、臨床工学技士はどう関わることができるのか。
書くことには困らないテーマでした。

しかし、それでも制限時間40分で僕が書けたのは400文字とちょっとでした。

 

時間配分を間違えた

僕はあらかじめ、メモ用の紙に小論文に書くことをリストアップしました。
リストアップから小論文の構成を練るのに15分〜20分ほどかかってしまい、結果的に書く時間が20分程になってしまったのです。

20分で400文字以上書くことは可能かもしれません。
しかし、試験官の「残り時間10分です」という言葉がプレッシャーとなり、「早く書き上げなければ!」という焦りに繋がってしまいました。

結論まで書けない未完成のものを提出するよりも、文字数が減ってでも結論まで書いたものを提出した方が良い。そう判断し400文字しか書くことが出来ませんでした。

 

僕の失敗から伝えたいこと

事前に小論文の制限時間が分かっている場合は、その時間で小論文を書き上げる練習をすることをお勧めします。
もし制限時間が事前に分からない場合は、60分・90分・120分と自分で制限時間を設定し小論文を書き上げる練習をしてみましょう。

内容のリストアップと構成、実際に書く時間、見直す時間。
制限時間内で、何にどのくらい時間を費やす必要があるのか。
この時間配分は小論文を書く人によって違うから、実際に練習しながら身につけるしかありません。

また、テーマもひとつに絞らずいくつか用意しましょう。
様々なテーマに対して書くことで、本番に使えるネタや文章を見つけることが出来るかもしれません。

 

さいごに

今回は「就職(転職)試験の小論文対策について」をテーマに、小論文を書く上でのポイントや実体験について書かせて頂きました。

就職・転職の採用試験で小論文を書かなければいけない方の参考になれば幸いです。

 

ジャック
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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ジャック

とある病院ではたらく、とある臨床工学技士。 「臨床工学技士の認知度向上」と 「むずかしい医療機器を、分かり易く&簡単に」を このブログを通して1人でも多くの人に伝えていきたいと思います。